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2025.05.09 デザインの話

「そのノベルティ、本当に伝えたいことを伝えていますか?」—デザイン事務所が提案する“伝わる”ノベルティ制作

「そのノベルティ、本当に伝えたいことを伝えていますか?」—デザイン事務所が提案する“伝わる”ノベルティ制作

ノベルティとは、ただ配るものだと思っていませんか?

展示会やイベント、キャンペーンなどで配られるノベルティ。ボールペンやメモ帳、エコバッグ、クリアファイルなど、種類は実にさまざまです。配れば人の手に渡り、社名やロゴが目に触れる。それ自体は確かに販促手段として有効かもしれません。

けれど、そのノベルティ、本当に「伝えたいこと」を伝えられていますか?

企業の「顔」としてのノベルティ

ノベルティは単なる販促品ではありません。それは企業の想いや価値観、ブランドの“顔”とも言える存在です。だからこそ、「とりあえず配る」「予算内で作れるものにする」といったスタンスで制作すると、むしろ逆効果になってしまう可能性もあります。

受け取る側の視点に立って考えてみましょう。もらったノベルティが「ありふれた」「企業名しか印刷されていない」ものだったら、どれだけの印象が残るでしょうか?それが自宅の引き出しの奥にしまわれたまま、二度と見られない存在になってしまったら…それは、本当に意味のあるプロモーションなのでしょうか?

デザイン事務所がノベルティ制作に関わる意味

私たちデザイン事務所は、単に「ものをつくる」だけではなく、「伝えたいメッセージを可視化する」ことを専門としています。ブランドが抱える想い、企業のストーリー、伝えたい価値。これらを形にするには、デザインという視点が欠かせません。

ノベルティにおいても同じです。デザインの力を活かせば、「ちょっと素敵だな」「誰かに見せたくなる」「思わず使いたくなる」そんなアイテムに生まれ変わるのです。それは、受け取った人の心に残る体験となり、企業の印象にも深く結びついていきます。

「問い」を起点にするノベルティ制作

私たちは、ノベルティ制作のプロセスにおいて、まずクライアントにこう尋ねます。

  • このノベルティで、何を伝えたいですか?

  • どんな場面で使ってもらいたいですか?

  • 受け取った人に、どんな感情を持ってほしいですか?

  • 配布後、その人との関係をどう育てていきたいですか?

こうした問いに丁寧に向き合うことで、単なるモノではなく「意味のある体験」を設計することができるのです。たとえば、企業理念が「つながり」なら、人と人をつなぐアイテムとしてのノベルティ。環境意識の高いブランドなら、サステナブルな素材と機能を兼ね備えたアイテム。そこに一貫したメッセージ性が加わることで、ブランド価値はより強く印象付けられます。

“使われる”ではなく、“語られる”ノベルティへ

ただ使われるノベルティから、語られるノベルティへ。

「これ、どこでもらったの?」「センスいいね」「この会社って面白いことやってるんだね」

そんな会話のきっかけになるような、ストーリー性のあるノベルティは、ブランドの“語り部”になってくれます。小さなアイテムであっても、そこには大きな力があるのです。

最後に、あなたに問いかけます。

あなたの会社のノベルティ、誰のために、何のために作っていますか?

ノベルティという「贈り物」に、どんな物語を込めたいですか?

そしてその物語は、受け取った人の記憶に、心に、残るものでしょうか?

もし、その問いにまだ答えが見つかっていないのなら。

ぜひ一度、私たちに話を聞かせてください。ノベルティを“伝わるデザイン”に変えるお手伝いが、きっとできるはずです。