ホームページ制作に必要なドメインの選び方と取得方法
「ホームページを作りたいが、ドメインとは何かわからない」「ドメイン名をどう決めればいいか迷っている」「独自ドメインと無料ドメインの違いがわからない」「ドメインの取得方法や費用が知りたい」こんな疑問や不安を抱えていませんか。ドメインは、ホームページの住所にあたる重要な要素であり、適切なドメインを選ぶことがビジネスの信頼性とブランド価値を高めます。
実際、多くの企業がホームページを制作する際、ドメインについて十分に理解せず、後で後悔するケースがあります。「無料ドメインで始めたが、信頼性が低く見られた」「ドメイン名を制作会社に取得してもらったが、所有権が自社にない」「覚えにくいドメイン名にしてしまい、顧客に伝わりにくい」といった状態では、ホームページの効果が半減します。
一方で、ドメインを正しく理解し、適切に選定・取得している企業は、ブランドイメージが向上し信頼性が高まり、顧客が覚えやすく伝わりやすいURLで認知度が上がり、自社でドメインを管理し、自由に運用でき、ホームページがビジネスの重要な資産となっています。ドメインの知識は、ホームページ制作の第一歩です。
2025年現在、インターネット上には何億ものホームページが存在しており、その中で自社のホームページを識別し、顧客に覚えてもらうために、ドメインは不可欠です。適切なドメインは、SEOにも影響し、検索順位の向上にも貢献します。ドメインは、一度決めると変更が困難なため、慎重に選ぶ必要があります。
この記事では、ホームページ制作に必要なドメインについて、基本的な役割と仕組みから、ドメインの種類と特徴、独自ドメインを取得すべき理由、デメリットと注意点、ドメイン名の決め方、取得にかかる費用、取得手順、注意点、おすすめのドメイン登録サービスまで、ドメインに関するすべての知識と実践方法を徹底解説します。正しい知識を身につけ、最適なドメインを取得しましょう。

目次
ドメインとは何か
まず、ドメインの基本的な概念を理解しましょう。
ドメインの基本的な役割と仕組み
ドメインとは、インターネット上の住所です。ホームページがどこにあるかを示す識別子であり、人間が理解しやすい文字列で表現されます。
インターネット上のコンピュータは、IPアドレス(例:192.168.1.1)という数字の組み合わせで識別されます。しかし、IPアドレスは覚えにくく、人間にとって扱いにくいです。そこで、IPアドレスを人間が理解しやすい文字列に置き換えたものが、ドメインです。
例えば、「example.co.jp」というドメインは、IPアドレス「192.168.1.1」に対応しています。ユーザーがブラウザに「example.co.jp」と入力すると、DNS(Domain Name System)というシステムが、ドメインをIPアドレスに変換し、該当するサーバーにアクセスします。
ドメインの役割は、ホームページを識別すること、メールアドレスを作成すること(例:info@example.co.jp)、ブランドを表現することです。
ホームページ・ドメイン・サーバーの関係性
ホームページ、ドメイン、サーバーの関係性を理解しましょう。
サーバーは、ホームページのデータを保管し、インターネットに公開するコンピュータです。「土地」に例えられます。
ホームページは、サーバーに保管されたデータ(HTML、CSS、画像など)です。「建物」に例えられます。
ドメインは、サーバーの場所を示す住所です。「住所」に例えられます。
例えば、「土地(サーバー)に建物(ホームページ)を建て、住所(ドメイン)を設定することで、訪問者が建物を見つけられる」という関係です。
ホームページを公開するには、サーバーを契約し、ドメインを取得し、サーバーとドメインを紐づける設定を行います。
ドメインの構造を理解する
ドメインは、階層構造を持っています。例えば、「www.example.co.jp」というドメインは、以下のように分解されます。
トップレベルドメイン(TLD):「jp」。国や地域、組織の種類を示します。
セカンドレベルドメイン(SLD):「co」。組織の属性を示します(co=企業)。
サードレベルドメイン:「example」。企業名やサービス名など、独自に決定できる部分です。
サブドメイン:「www」。ドメインをさらに細かく分けるための識別子です。例えば、「blog.example.co.jp」「shop.example.co.jp」のように、用途別にサブドメインを作成できます。
一般的に、ユーザーが自由に決められる部分は、サードレベルドメイン(「example」の部分)です。トップレベルドメインとセカンドレベルドメインは、選択肢の中から選びます。

ドメインの種類と特徴
ドメインには、複数の種類があります。それぞれの特徴を理解しましょう。
独自ドメインと共有ドメインの違い
ドメインには、独自ドメインと共有ドメインがあります。
独自ドメインは、自分だけが使用できるドメインです。例えば、「example.co.jp」を取得すれば、世界中で自分だけがこのドメインを使用できます。所有権が自分にあり、自由に管理・運用できます。
共有ドメインは、複数のユーザーが共有するドメインです。無料ホームページサービスやブログサービスで提供されます。例えば、「example.jimdofree.com」「example.wixsite.com」のように、サービス提供会社のドメインの一部を借りる形です。
独自ドメインのメリットは、ブランドイメージが向上する、自由に運用できる、サービス提供会社に依存しないなどです。デメリットは、費用がかかる(年間数千円)、自分で管理する必要があるなどです。
共有ドメインのメリットは、無料で使える、設定が簡単などです。デメリットは、ブランドイメージが低い、サービス提供会社に依存する、サービスが終了するとドメインが使えなくなる、SEOで不利などです。
ビジネス用途であれば、独自ドメインを取得することを強く推奨します。
トップレベルドメインの種類
トップレベルドメイン(TLD)には、複数の種類があります。
国コードトップレベルドメイン(ccTLD)
国コードトップレベルドメイン(ccTLD)は、国や地域を示すTLDです。2文字のコードで表現されます。
主なccTLDは、.jp(日本)、.us(アメリカ)、.uk(イギリス)、.cn(中国)、.de(ドイツ)などです。
.jpは、日本のドメインであり、日本国内での信頼性が高いです。日本でビジネスを展開する企業に適しています。
属性別JPドメイン(sTLD)
属性別JPドメイン(sTLD)は、組織の属性を示すJPドメインです。
主な属性別JPドメインは、.co.jp(企業)、.or.jp(法人格を持つ団体)、.ne.jp(ネットワークサービス)、.ac.jp(大学などの高等教育機関)、.go.jp(政府機関)などです。
.co.jpは、日本の企業のみが取得できるドメインであり、最も信頼性が高いです。1企業1ドメインのみ取得可能であり、他社が同じドメインを取得することはできません。
.comや.netは、gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)と呼ばれ、世界中で使用されます。誰でも取得でき、制限がありません。
サブドメインとは
サブドメインは、独自ドメインをさらに細かく分けるための識別子です。
例えば、「example.co.jp」というドメインを持っている場合、「blog.example.co.jp」「shop.example.co.jp」「support.example.co.jp」のように、用途別にサブドメインを作成できます。
サブドメインのメリットは、追加費用がかからない(独自ドメインを取得していれば、無料でサブドメインを作成できる)、用途別にサイトを分けられる、管理がしやすいなどです。
サブドメインの活用例は、ブログ専用サイト(blog.example.co.jp)、ECサイト(shop.example.co.jp)、サポートサイト(support.example.co.jp)、多言語サイト(en.example.co.jp、cn.example.co.jpなど)などです。
取得条件があるドメインと自由に取得できるドメイン
ドメインには、取得条件があるものと、自由に取得できるものがあります。
取得条件があるドメインは、.co.jp(日本の企業のみ、登記簿謄本が必要)、.or.jp(法人格を持つ団体のみ)、.ac.jp(大学などの高等教育機関のみ)、.go.jp(政府機関のみ)などです。
自由に取得できるドメインは、.com、.net、.org、.jp、.biz、.infoなどです。誰でも、いくつでも取得できます。
取得条件があるドメインは、信頼性が高い反面、手続きが煩雑です。自由に取得できるドメインは、手続きが簡単ですが、信頼性では劣ります。ビジネス用途であれば、可能な限り.co.jpを取得することを推奨します。
| ドメインの種類 | 例 | 取得条件 | 信頼性 |
|---|---|---|---|
| .co.jp | example.co.jp | 日本の企業のみ、1企業1ドメイン | 非常に高い |
| .jp | example.jp | なし(誰でも取得可) | 高い |
| .com | example.com | なし(誰でも取得可) | 中 |
| 共有ドメイン | example.wixsite.com | サービス登録のみ | 低い |

独自ドメインを取得すべき理由
ビジネス用途であれば、独自ドメインを取得すべき理由があります。
ブランドの信頼性とプロフェッショナルな印象の向上
独自ドメインは、ブランドの信頼性とプロフェッショナルな印象を向上させます。
独自ドメイン(例:example.co.jp)を使用している企業は、「しっかりしている」「信頼できる」という印象を与えます。特に、.co.jpは日本の企業のみが取得できるため、信頼性が非常に高いです。
一方、共有ドメイン(例:example.wixsite.com)を使用している企業は、「個人事業主」「趣味のサイト」「一時的なサイト」という印象を与え、ビジネスとしての信頼性が低く見られます。
顧客は、信頼できる企業と取引したいと考えます。独自ドメインを使用することで、第一印象で信頼を獲得できます。
メールアドレスの信頼性が高まる
独自ドメインを取得すると、独自ドメインのメールアドレスを作成できます。
独自ドメインのメールアドレス(例:info@example.co.jp、tanaka@example.co.jp)は、ビジネスメールとして信頼性が高いです。顧客や取引先は、このようなメールアドレスを持つ企業を信頼します。
一方、フリーメール(例:example@gmail.com、example@yahoo.co.jp)は、個人用であり、ビジネスでの使用は推奨されません。顧客や取引先は、「この企業は信頼できるのか」と疑問を持つことがあります。
また、独自ドメインのメールアドレスは、複数作成できます。部署別(sales@example.co.jp、support@example.co.jp)、担当者別(tanaka@example.co.jp、yamada@example.co.jp)など、組織的なメール運用が可能です。
サーバー変更やカスタマイズの自由度が広がる
独自ドメインを取得すると、サーバー変更やカスタマイズの自由度が広がります。
共有ドメインを使用している場合、サービス提供会社のサーバーに縛られます。サービスが終了すると、ホームページも使えなくなります。また、デザインや機能のカスタマイズが制限されます。
独自ドメインを取得している場合、サーバーを自由に選択・変更できます。「現在のサーバーが遅い」「費用が高い」「サービスが悪い」といった理由で、別のサーバーに移転できます。ドメインはそのまま使用できるため、URLが変わらず、顧客の混乱を避けられます。
また、独自ドメインであれば、WordPressなどのCMSを自由に導入し、デザインや機能を自由にカスタマイズできます。
SEOへの好影響
独自ドメインは、SEOに好影響を与えます。
Googleは、独自ドメインを持つサイトを、共有ドメインのサイトより高く評価する傾向があります。独自ドメインは、企業の本気度と信頼性を示すシグナルとなります。
また、独自ドメインは、サイトの歴史や評価が蓄積されます。長期間運用し、良質なコンテンツを発信し続けることで、ドメインの評価(ドメインオーソリティ)が高まり、検索順位が向上します。
共有ドメインの場合、サービス提供会社のドメインの評価に依存します。自社の努力が、ドメインの評価に反映されにくいです。

独自ドメインのデメリットと注意点
独自ドメインにはデメリットもあります。理解した上で判断しましょう。
費用が発生する
独自ドメインを取得・維持するには、費用が発生します。
取得費用は、ドメインの種類により異なります。.comや.netは年間1,000円から2,000円程度、.jpは年間3,000円から4,000円程度、.co.jpは年間5,000円程度です。
更新費用も毎年かかります。ドメインは1年単位で更新する必要があり、更新を忘れるとドメインが失効します。
また、Whois情報公開代行サービス(個人情報を非公開にするサービス)を利用する場合、追加費用がかかることがあります(無料のサービスもあります)。
ただし、年間数千円の費用で、ブランド価値と信頼性が向上し、SEO効果も期待できるため、投資対効果は非常に高いです。
設定や管理の手間がかかる
独自ドメインを使用するには、設定や管理の手間がかかります。
ドメインを取得した後、サーバーと紐づける設定(DNS設定)を行う必要があります。初心者には難しく感じることがありますが、多くのレンタルサーバーでは、簡単に設定できるツールを提供しています。
また、ドメインの更新を忘れないように管理する必要があります。更新を忘れると、ドメインが失効し、ホームページが表示されなくなります。自動更新の設定をしておくことが推奨されます。
さらに、Whois情報(ドメインの登録者情報)を管理する必要があります。登録者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが公開されるため、個人情報保護のために、Whois情報公開代行サービスを利用します。
ドメイン名の決め方とポイント
ドメイン名は、一度決めると変更が困難です。慎重に決めましょう。
短くわかりやすい名前にする
ドメイン名は、短くわかりやすい名前にします。
短いドメイン名は、覚えやすく、タイプしやすく、口頭で伝えやすいです。理想的には、10文字以内が推奨されます。
また、わかりやすい名前にします。複雑なスペル、数字と文字の混在、ハイフンの使用は、避けた方が無難です。例えば、「example-123.co.jp」よりも「example.co.jp」の方が、わかりやすく覚えやすいです。
さらに、発音しやすい名前にします。電話で伝える際に、聞き間違いが起こりにくい名前が理想的です。
事業やサービスに関連するキーワードを含める
ドメイン名に、事業やサービスに関連するキーワードを含めると、何の企業かが一目でわかります。
例えば、「sakura-reform.co.jp」(さくらリフォーム)、「tokyo-dental.jp」(東京デンタル)のように、事業内容や地域名を含めることで、顧客が理解しやすくなります。
ただし、将来的に事業内容が変わる可能性がある場合、事業内容を限定しすぎないドメイン名にすることも検討します。例えば、「sakura-reform.co.jp」から「sakura-house.co.jp」のように、幅広い事業に対応できる名前にします。
ビジネス用途には「.co.jp」「.com」「.jp」が無難
ビジネス用途であれば、「.co.jp」「.com」「.jp」が無難です。
.co.jpは、日本の企業のみが取得できるため、信頼性が最も高いです。日本国内でビジネスを展開する企業に最適です。
.comは、世界的に最も普及しているTLDであり、グローバルなビジネスに適しています。
.jpは、日本のドメインであり、日本国内での信頼性が高いです。.co.jpが取得できない場合の次善策として適しています。
.net、.biz、.infoなども使用できますが、ビジネス用途では、上記3つが最も一般的であり、顧客の信頼を得やすいです。

独自ドメインの取得にかかる費用
独自ドメインの取得にかかる費用を理解しましょう。
取得費用の相場
ドメインの取得費用は、ドメインの種類により異なります。
.comの取得費用は、年間1,000円から2,000円程度です。キャンペーンで、初年度は数百円から1,000円程度で取得できることもあります。
.netの取得費用は、年間1,000円から2,000円程度です。.comと同程度です。
.jpの取得費用は、年間3,000円から4,000円程度です。.comや.netより高額ですが、日本国内での信頼性が高いです。
.co.jpの取得費用は、年間5,000円程度です。取得には、登記簿謄本などの書類が必要であり、手続きが煩雑です。ただし、信頼性は最も高いです。
更新費用と移管費用
ドメインは、毎年更新する必要があり、更新費用がかかります。
更新費用は、取得費用と同程度、または若干高額です。.comや.netは年間1,500円から2,000円程度、.jpは年間3,000円から4,000円程度、.co.jpは年間5,000円程度です。
ドメインを別のドメイン登録サービスに移管する場合、移管費用がかかることがあります。移管費用は、移管先のサービスにより異なりますが、一般的には、1年分の更新費用と同額です。移管すると、1年間の更新期間が延長されます。
無料ドメインを選ぶ際の注意点
一部のレンタルサーバーでは、サーバー契約時に無料でドメインを提供しています。
無料ドメインのメリットは、初年度の費用が0円であること、設定が簡単であることです。
無料ドメインのデメリットは、サーバーを解約するとドメインも失効することがある、対象となるドメインの種類が限定されている(.comや.netのみなど)、サーバー会社に依存することです。
無料ドメインを選ぶ際は、サーバー解約後もドメインを継続利用できるか、ドメインの所有権が自社にあるか、他社への移管が可能かを確認します。
独自ドメインの取得手順
独自ドメインを取得する手順を解説します。
ドメイン名を決めて空き状況を確認する
まず、希望するドメイン名を決めます。前述のポイント(短くわかりやすい、事業に関連、.co.jpや.comなど)を参考にします。
次に、希望するドメイン名が取得可能かを確認します。ドメイン登録サービス(お名前.com、ムームードメイン、エックスサーバーなど)のサイトで、空き状況を検索します。
希望するドメイン名がすでに取得されている場合、別の名前を検討します。わずかに文字を変える、ハイフンを追加する、別のTLDを選択するなどの方法があります。
ドメイン登録サービスで申し込む
希望するドメイン名が取得可能であれば、ドメイン登録サービスで申し込みます。
申し込みの流れは、ドメイン登録サービスのサイトにアクセスする、希望するドメイン名を検索し、カートに追加する、会員登録(または既存アカウントでログイン)する、登録者情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス)を入力する、Whois情報公開代行サービスを選択する(推奨)、支払い方法を選択し、決済する、登録完了のメールを受け取るという流れです。
.co.jpの場合、登記簿謄本や印鑑証明書などの書類を提出する必要があります。審査に数日から1週間程度かかります。
サーバーとの紐づけ設定を行う
ドメインを取得しただけでは、ホームページは表示されません。サーバーと紐づける設定(DNS設定)が必要です。
DNS設定の流れは、レンタルサーバーの管理画面にアクセスする、ドメイン設定のメニューを開く、取得したドメインを追加する、ドメイン登録サービスの管理画面にアクセスする、ネームサーバー(DNS)の設定を変更する、レンタルサーバーのネームサーバー情報を入力する、設定が反映されるまで待つ(数時間から48時間程度)という流れです。
多くのレンタルサーバーでは、DNS設定の手順を詳しく説明したマニュアルを提供しています。また、サポートに問い合わせることもできます。

ドメイン取得時に気をつけるべき5つの注意点
ドメイン取得時に気をつけるべき注意点を解説します。
ドメインの権利者を自社名義にする
ドメインの権利者(登録者)は、必ず自社名義にします。
制作会社にホームページ制作を依頼する際、制作会社がドメインを代行取得することがあります。この際、登録者名義が制作会社になっていると、ドメインの所有権は制作会社にあります。
制作会社との契約を解除する際、ドメインを譲渡してもらう必要があり、スムーズに進まないことがあります。最悪の場合、ドメインを譲渡してもらえず、URLが変わり、これまで積み上げたSEO評価や認知度が失われます。
ドメインは、自社で直接取得するか、制作会社に代行取得してもらう場合でも、登録者名義が自社になっていることを確認します。
日本語ドメインの利用は慎重に判断する
日本語ドメイン(例:株式会社例.jp)は、日本語で表記できるドメインです。
日本語ドメインのメリットは、わかりやすい、覚えやすい、SEOで有利(キーワードがドメインに含まれる)などです。
日本語ドメインのデメリットは、メールアドレスに使用できない(技術的に対応していないメールシステムがある)、URLをコピーすると文字化けする(例:xn--n8jub4bvbx433bg1stu0a.jp)、海外では理解されないなどです。
ビジネス用途であれば、日本語ドメインよりも、アルファベットのドメインを推奨します。
中古ドメイン購入のリスクを把握する
中古ドメイン(期限切れのドメインを購入すること)は、SEOで有利になることがあります。過去のドメイン評価や被リンクを引き継げるためです。
しかし、中古ドメインにはリスクがあります。過去にスパム行為を行っていた場合、Googleからペナルティを受けており、検索順位が上がらない、過去のサイトの内容がブランドイメージに合わない、被リンクが不自然で、SEO効果が期待できない、高額で販売されていることがあるなどです。
中古ドメインを購入する場合、過去のサイトの内容を確認する(Internet Archiveなどで)、Googleでのインデックス状況を確認する、被リンクの質を確認するなど、慎重に判断します。初心者には、新規ドメインを推奨します。
Whois情報と個人情報の公開設定を確認する
Whois情報とは、ドメインの登録者情報です。氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどが公開されます。
個人情報を公開したくない場合、Whois情報公開代行サービスを利用します。このサービスを利用すると、ドメイン登録サービスの情報が代わりに公開され、個人情報が保護されます。
多くのドメイン登録サービスでは、Whois情報公開代行サービスを無料で提供しています。ドメイン取得時に、必ず選択します。
既存サイトからの独自ドメインへの移行方法
すでに共有ドメインでホームページを運用している場合、独自ドメインに移行できます。
移行の流れは、独自ドメインを取得する、新しいサーバーまたは既存サーバーで独自ドメインを設定する、既存サイトのデータを新しいドメインに移行する、301リダイレクトを設定する(旧URLから新URLへの転送)、Google Search Consoleでアドレス変更を申請する、旧URLの告知を行う(ホームページ、SNS、名刺などで新URLを案内)という流れです。
301リダイレクトを設定することで、旧URLから新URLへのSEO評価を引き継げます。ただし、すべての評価が引き継がれるわけではなく、一時的に検索順位が下がることがあります。
| 注意点 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| 権利者名義 | 制作会社名義になっていないか | 自社名義で取得、または確認 |
| 日本語ドメイン | メール使用不可、文字化けのリスク | ビジネスではアルファベット推奨 |
| 中古ドメイン | 過去のペナルティ、不自然な被リンク | 新規ドメインを推奨 |
| Whois情報 | 個人情報が公開される | 公開代行サービスを利用 |

おすすめのドメイン登録サービス
おすすめのドメイン登録サービスを紹介します。
お名前.com
お名前.comは、日本最大級のドメイン登録サービスです。
特徴は、取り扱いドメインの種類が豊富(580種類以上)、キャンペーンで初年度が格安(数百円から)、管理画面がわかりやすい、24時間電話サポートがあるなどです。
料金は、.comが年間1,408円(初年度は0円から)、.jpが年間3,124円、.co.jpが年間5,720円です。
お名前.comは、初心者から上級者まで幅広く利用されており、信頼性が高いサービスです。
ムームードメイン
ムームードメインは、GMOペパボ株式会社が運営するドメイン登録サービスです。
特徴は、シンプルでわかりやすい管理画面、ロリポップ!レンタルサーバーとの連携が簡単、価格が安い、サポートが丁寧などです。
料金は、.comが年間1,728円(初年度は750円から)、.jpが年間3,344円、.co.jpが年間4,378円です。
ムームードメインは、初心者に優しいサービスであり、ロリポップ!レンタルサーバーと組み合わせて利用する人が多いです。
エックスサーバー
エックスサーバーは、レンタルサーバーとドメイン登録を提供するサービスです。
特徴は、サーバー契約時に独自ドメインが無料(永久無料または1年無料)、サーバーとドメインを一括管理できる、高速・安定したサーバー、充実したサポートなどです。
料金は、サーバー契約時に無料のドメインは0円、追加でドメインを取得する場合は、.comが年間1,298円、.jpが年間3,102円、.co.jpが年間4,136円です。
エックスサーバーは、サーバーとドメインを一括で管理したい人に最適です。

まとめ
ホームページ制作に必要なドメインについて、基本的な役割と仕組みから、ドメインの種類と特徴、独自ドメインを取得すべき理由、デメリットと注意点、ドメイン名の決め方、取得にかかる費用、取得手順、注意点、おすすめのドメイン登録サービスまで徹底解説しました。ドメインは、ホームページの住所にあたる重要な要素であり、適切なドメインを選ぶことがビジネスの信頼性とブランド価値を高めます。
ドメインとは、インターネット上の住所であり、ホームページを識別する文字列です。ホームページ、ドメイン、サーバーは相互に関連しており、すべてが揃って初めてホームページが公開されます。ドメインには、独自ドメインと共有ドメインがあり、ビジネス用途では独自ドメインを強く推奨します。
独自ドメインを取得すべき理由は、ブランドの信頼性とプロフェッショナルな印象の向上、メールアドレスの信頼性の向上、サーバー変更やカスタマイズの自由度の拡大、SEOへの好影響です。デメリットは、費用が発生すること、設定や管理の手間がかかることです。
ドメイン名の決め方は、短くわかりやすい名前にする、事業やサービスに関連するキーワードを含める、ビジネス用途には「.co.jp」「.com」「.jp」が無難です。取得にかかる費用は、.comや.netが年間1,000円から2,000円程度、.jpが年間3,000円から4,000円程度、.co.jpが年間5,000円程度です。
取得手順は、ドメイン名を決めて空き状況を確認し、ドメイン登録サービスで申し込み、サーバーとの紐づけ設定を行います。注意点は、ドメインの権利者を自社名義にすること、日本語ドメインの利用は慎重に判断すること、中古ドメイン購入のリスクを把握すること、Whois情報と個人情報の公開設定を確認すること、既存サイトからの移行方法を理解することです。おすすめのドメイン登録サービスは、お名前.com、ムームードメイン、エックスサーバーです。

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