提案力で変わる!BtoBとBtoC、それぞれに合ったデザインのかたち

目次
提案型のデザイン会社とは?
「提案型のデザイン会社」とは、言われたものをそのまま制作するのではなく、「なぜそれが必要なのか」「もっと良くするにはどうすればいいか」を考えながら、積極的に企画や方向性を提示するスタイルのことです。GRASPERSでもこの“提案型”の姿勢を大切にしていて、お客様の目的や状況に合わせたアイデアを都度お伝えしながら、共にベストな形を探しています。そんな提案にも、BtoB(法人向け)とBtoC(個人・消費者向け)ではアプローチのポイントが変わってくるのです。
BtoBデザインに必要な「論理性」と「安心感」
BtoBの案件では、ターゲットは企業の担当者や経営者。そのため、デザインには感覚的な表現よりも**「論理的な構造」や「信頼感の伝達」**が重視されます。たとえば、資料やパンフレットでは「事業内容」「実績」「導入のメリット」が明確に伝わる構成が求められますし、Webサイトでも「UIのわかりやすさ」「ビジネス利用時の快適さ」が重要視されます。また、長期的な取引に結びつくことが多いため、ブランドの世界観よりも「企業の姿勢」や「導入後の安心感」を打ち出す提案が効果的です。
BtoCデザインで求められる「感性」と「共感」
一方で、BtoCのデザインは**「直感的に伝わること」「感情に訴える表現」**が大きな役割を果たします。一般消費者が対象となる商品パッケージや店舗用のチラシ、SNS広告などでは、まず目を引き、見た瞬間に「いいな」「気になる」と感じてもらえることがカギになります。そのため、色づかい・フォント・写真のセレクト・キャッチコピーの表現など、細部にまで感性が問われます。共感性の高いビジュアルとコピーで、ブランドの世界観に引き込む工夫が必要です。
ターゲットが違えばアプローチも変わる
たとえば同じ「パンフレット」を作る場合でも、BtoBなら“仕様・価格・導入効果”をしっかり載せた構成が効果的ですが、BtoCなら“使っているシーンを想像させるビジュアル”や“感情に寄り添う言葉選び”がポイントになります。ターゲットが違えば伝えるべき内容も、受け取る感覚も変わる。だからこそ、私たちデザイン会社の役割は、「誰に何を伝えたいのか」をしっかり汲み取ること。その上で、企画段階から最終仕上げまで、きちんと提案を積み重ねていくことが重要だと考えています。
GRASPERSの提案が選ばれる理由
GRASPERSでは、お客様と一緒に目的を深掘りしながら、BtoBにもBtoCにも対応した提案を行っています。業界特性に応じた言葉選び、ターゲット像に合わせたレイアウトやビジュアル、さらに掲載する情報の優先順位の調整など、すべてに理由のあるデザインをつくることを心がけています。「誰に何を伝えたいか」がはっきりするからこそ、見る人に響く。それが、提案型デザインの力です。あなたの想いや課題、ぜひ一緒にカタチにしていきましょう。