ホームページの問い合わせを増やす方法と具体的な施策
「ホームページを作ったのに、問い合わせがまったく増えない」——そんな悩みを抱える経営者やWeb担当者の方は少なくありません。アクセス数はあるのに問い合わせにつながらないというケースも多く、原因が見えにくいことがこの課題の厄介なところです。
実は、ホームページの問い合わせが増えない背景には、いくつかの共通したパターンが存在します。ターゲット設定のズレ、検索での露出不足、サイト内の導線設計の甘さなど、原因は一つとは限りません。
この記事では、ホームページの問い合わせを増やすための考え方と、すぐに実践できる具体的な施策14選を体系的に解説していきます。業種別に陥りやすい原因の違いにも触れながら、実務に落とし込みやすい形で紹介します。
「何から手をつければよいかわからない」という方にとって、優先順位をつけるための一つの地図になるはずです。読み進めながら、自社のホームページに当てはまる部分をチェックしてみてください。
なお、この記事で紹介する内容は、ターゲットの見直し・Google露出の強化・CVR改善という3つの軸に沿って整理しています。この3つは、業種や事業規模を問わず共通して意識すべき視点です。
問い合わせが増えないことは、決して珍しい悩みではありません。多くの企業が同じ壁にぶつかりながら、一つずつ改善を積み重ねて成果につなげています。焦らず、自社の状況を客観的に捉えることから始めましょう。
最後には、東海エリアを中心にホームページ制作とSEO対策を手がける私たちグラスパーズの取り組みについてもご紹介します。ぜひ最後までご覧いただき、今後の施策づくりの参考にしてください。

目次
ホームページの問い合わせが増えない原因を知る
具体的な施策に取り組む前に、まずはなぜ問い合わせが増えないのかという根本原因を把握しておく必要があります。原因を特定しないまま施策を実行しても、遠回りになってしまう傾向があるためです。
問い合わせ数は、大きく分けて「ホームページへの流入数」と「流入したユーザーが問い合わせに至る割合(CVR)」の掛け算で決まります。どちらか一方だけを改善しても、思うような成果が出ないことがあります。
さらに、業種や事業形態によって問い合わせが増えない理由には違いがあります。BtoB企業と、士業や医療、美容、スクールなどの個人向けサービスでは、ユーザーの検討プロセスそのものが異なるためです。
問い合わせが少ない3つの根本原因
問い合わせが伸び悩む企業のホームページには、共通していくつかの原因が見られます。ここでは代表的な3つの原因を整理してご紹介します。
1つ目は、そもそもホームページへの流入数が少ないことです。どれだけ魅力的な内容を用意しても、訪問者がいなければ問い合わせは発生しません。検索エンジンからの流入や広告経由のアクセスが不足している状態です。
2つ目は、問い合わせフォームまでの遷移率が低いことです。訪問者が増えても、サイト内で「次に何をすればよいか」が伝わらなければ、問い合わせページへとたどり着く前に離脱してしまいます。
3つ目は、問い合わせフォーム自体の完了率が低いことです。入力項目が多すぎたり、エラー表示がわかりにくかったりすると、せっかくフォームに到達したユーザーも途中で離脱しやすくなります。
一般的に、問い合わせフォームの完了率(フォーム到達後に送信まで至る割合)は業種によって差がありますが、入力項目の数や導線設計の工夫次第で改善の余地が大きいとされています。この3つの原因のどこに当てはまるかを見極めることが、施策選びの第一歩になります。
業種・事業形態別に見る原因の違い
問い合わせが増えない原因は、business模型によっても傾向が異なります。ここではBtoBホームページと、士業・医療・美容・スクール系のホームページに分けて、それぞれの特徴を見ていきましょう。
BtoBホームページで問い合わせが増えない場合
BtoBの商材やサービスは、比較検討の期間が長く、担当者一人の判断だけでなく社内稟議を経て決定されることが一般的です。そのため、初回訪問だけで問い合わせに至るケースは限られています。
こうした特性を踏まえると、問い合わせフォームだけを設置するのではなく、ホワイトペーパーや資料請求といった中間的な接点を用意することが有効です。段階的にユーザーとの関係を深めていく設計が求められます。
また、BtoBの担当者は「この会社に発注して本当に大丈夫か」という不安を抱きやすいため、実績や導入事例、専門性を裏付ける情報が不足していると、比較検討の対象からも外れてしまいます。
士業・医療・美容・スクール系で問い合わせが増えない場合
士業や医療、美容、スクールといった業種は、地域性が強く、来店や来所を前提とするケースが多いのが特徴です。「近くにあるか」「信頼できそうか」という感覚的な判断が問い合わせの決め手になりやすい傾向があります。
このような業種では、Googleマップ上での表示(MEO)や口コミ、スタッフの人柄が伝わるコンテンツの有無が、問い合わせ数に大きく影響します。料金や対応内容が不明瞭なままだと、不安を感じて離脱されやすくなる点にも注意が必要です。

ホームページの問い合わせを増やす3つのアプローチ
問い合わせを増やすための方法は、突き詰めると3つのアプローチに集約されます。ターゲットの見直し、Google露出の強化、CVRの改善です。この3つを順番に理解しておくことで、以降で紹介する14の施策がより具体的にイメージしやすくなります。
問い合わせ数は「アクセス数×CVR(問い合わせ率)」という式で表すことができ、この2つの要素を高めることが基本となります。しかし、その前提として「誰に何を届けるか」が明確でなければ、アクセス数もCVRも思うように伸びません。
3つのアプローチはそれぞれ独立したものではなく、相互に関係し合っています。ターゲットが曖昧なままGoogle露出を増やしても、興味の薄いユーザーが集まるだけで問い合わせにはつながりにくいのです。
アプローチ①ターゲット・ペルソナを根本から見直す
ホームページからの問い合わせが増えない企業の多くは、そもそも「誰に向けたホームページなのか」が明確になっていません。ターゲットが曖昧なままでは、コンテンツもデザインも中途半端なものになりがちです。
ターゲットを見直すというのは、単に「30代の会社員」といった大枠を決めることではありません。ユーザーがどんな悩みを抱え、どんな情報を探し、どんな決め手で発注や来店を決めるのかまで踏み込んで言語化する作業です。
ここを丁寧に行うことで、ホームページに掲載すべき情報の優先順位が明確になります。逆にターゲット設定を飛ばしてSEOや広告に着手すると、費用をかけた割に成果が出ないという結果を招きやすくなります。
アプローチ②Googleでの露出を増やして集客を強化する
ターゲットが明確になったら、次に取り組むべきはGoogle検索における露出の強化です。SNSの利用が広がった現在も、何かを調べる際にGoogle検索を使うユーザーは依然として多く、検索エンジンからの流入は集客の柱であり続けています。
Googleでの露出を増やす方法には、SEO対策による自然検索での上位表示のほか、MEO(Googleマップ対策)やリスティング広告など複数の選択肢があります。それぞれ効果が出るまでの期間や費用感が異なるため、事業のフェーズに応じて使い分けることが大切です。
アプローチ③CVRを高めてアクセスを問い合わせに転換する
アクセス数が増えても、サイトを訪れたユーザーが問い合わせに至らなければ意味がありません。CVR(コンバージョン率)を高めることは、集客と同じくらい重要な取り組みです。
CVRを高めるためには、ユーザーが求めている情報をわかりやすい形で提示し、問い合わせへの導線を迷わせない設計にすることが欠かせません。ブログコンテンツで見込み客を育てながら、CTAやフォームの改善によって離脱を防ぐ取り組みが求められます。
集客だけに投資してCVR改善を怠ると、せっかく集めたアクセスの多くが問い合わせに至らないまま流出してしまいます。3つのアプローチをバランスよく進めることが、継続的な問い合わせ数の増加につながります。

問い合わせを増やすための具体的な施策14選
ここからは、前章で紹介した3つのアプローチに対応する具体的な14の施策を紹介します。すべてを一度に実行する必要はなく、自社の現状分析を踏まえて必要な施策から取り入れていくことをおすすめします。
施策は「ターゲットを見直すための施策」「Google露出を増やすための施策」「CVRを高めるための施策」の3グループに分けて解説します。それぞれのグループには複数の具体的な手法が含まれています。
ターゲットを見直すための施策(施策1〜5)
まずはターゲットの解像度を高めるための施策から見ていきましょう。ここで扱う内容は、以降のすべての施策の土台となる部分です。
自社分析・競合分析でポジションを明確にする
施策1は自社分析、施策2は競合分析です。自社の強みや弱みを言語化し、直接競合だけでなく間接的な代替サービスまで含めて比較することで、自社が選ばれる理由が見えてきます。
競合分析を行う際は、単純に同業他社だけを見るのではなく、ユーザーが自社の代わりに検討している可能性のあるサービスまで視野に入れることが大切です。ユーザー目線で「他にどんな選択肢があるか」を考えると、思わぬ競合が見つかることもあります。
施策3は、この自社分析と競合分析を掛け合わせて、市場における自社のポジションを明確にすることです。「競合にはなく、自社にあり、かつ顧客が求めているもの」を洗い出せれば、それがそのまま訴求の軸になります。
ユーザーアンケート・ペルソナ・カスタマージャーニーで解像度を上げる
施策4はユーザーアンケートやヒアリングを通じたペルソナ設定です。実際の顧客や見込み客の声を集めることで、想像だけでは見えてこないニーズや不満が明らかになります。
ペルソナ設定では、氏名や属性だけでなく、抱えている課題や情報収集の行動パターンまで具体的に描くことが重要です。ここが曖昧だと、以降のコンテンツ制作の方向性がぶれてしまいます。
施策5はカスタマージャーニーマップの作成です。ユーザーが認知から問い合わせに至るまでの心理変化を段階ごとに整理することで、各段階でどんな情報を提供すべきかが見えてきます。以下は、代表的な検討段階と必要なコンテンツの対応関係です。
| 検討段階 | ユーザーの状態 | 用意すべきコンテンツ |
|---|---|---|
| 認知段階 | 課題に気づき始めた状態 | お役立ちブログ記事 |
| 比較検討段階 | 複数社を比較している状態 | サービス紹介・事例 |
| 決定段階 | 問い合わせを迷っている状態 | 料金・FAQ・実績 |
このように、ユーザーの検討段階に応じて必要な情報を配置しておくことで、迷いなく問い合わせへと進んでもらいやすくなります。
Google露出を増やすための施策(施策6〜9)
ターゲットの解像度が上がったら、次はGoogleでの露出を増やす施策に取り組みます。ここでは検索流入を増やすための代表的な4つの施策を紹介します。
SEO・MEO・AEOで検索流入を獲得する
施策6はSEO対策です。検索エンジンでの上位表示を目指し、狙ったキーワードで安定的な流入を獲得する施策で、効果が出るまでに時間はかかるものの、一度上位表示されれば継続的な集客につながります。
施策7はMEO(Googleマップ対策)です。店舗型のビジネスや地域密着型のサービスでは、地図検索での表示順位が問い合わせ数を大きく左右します。営業時間や口コミ、写真の充実度なども評価に関わる要素です。
施策8はAEO(AIによる回答エンジン最適化)です。近年は生成AIを使った検索行動も広がりつつあり、AIの回答に自社の情報が引用されるような構成や表現を意識することも、今後重要性を増していく領域と考えられます。
リスティング広告で即効性のある集客を行う
施策9はリスティング広告の活用です。SEOやMEOは効果が出るまでに一定の時間を要するため、短期的に問い合わせ数を確保したい場合には広告の併用が有効です。
リスティング広告は、検索したキーワードに応じて広告を表示できるため、今まさに情報を探している顕在層に直接アプローチできるという特徴があります。ただし、出稿を止めると流入も止まるため、SEOなどのストック型施策と組み合わせて進めることが望ましいでしょう。
CVRを高めるための施策(施策10〜14)
集客が強化できたら、次はそのアクセスを問い合わせへと転換するための施策です。ここでは5つの施策を紹介します。
ブログコンテンツ・ホワイトペーパーで見込み客を育てる
施策10はブログコンテンツの拡充です。ユーザーの疑問や悩みに答える記事を継続的に発信することで、まだ問い合わせに至らない潜在層との接点を作り、信頼関係を育てていくことができます。
施策11はホワイトペーパーの活用です。すぐに問い合わせるほどではないものの、興味を持ち始めたユーザーに対して、より詳しい資料をダウンロードしてもらうことで、次の接点につなげることができます。
施策12は事例・実績コンテンツの公開です。具体的な成果や導入企業の声を掲載することで、「自社でも同じような成果が出せそうだ」という実感を持ってもらいやすくなります。
導線設計・CTA・EFO改善でフォーム到達率を上げる
施策13はCTA(行動喚起ボタン)の設置・見直しです。ヘッダーやコンテンツの途中、記事の終わりなど、ユーザーが「問い合わせたい」と感じたタイミングで迷わずクリックできる場所に設置することが重要です。
施策14はEFO(入力フォーム最適化)です。入力項目を必要最小限に絞る、エラー表示をわかりやすくする、スマートフォンでも入力しやすいデザインにするなど、細かな改善の積み重ねがフォームの完了率を左右します。
以下は、CVR改善に取り組む際にチェックしておきたい項目の一例です。
・問い合わせボタンはスクロールしても常に見える位置にあるか
・フォームの入力項目は必要最小限に絞られているか
・料金やサービス内容がページ内で明確に伝わっているか
・よくある質問(FAQ)で不安を解消できているか
・電話でも問い合わせできる導線を用意しているか
これらの項目を一つずつ見直すだけでも、フォーム到達率や完了率の改善につながることがあります。

問い合わせにつながるホームページコンテンツの作り方
施策を実行する上で欠かせないのが、実際にホームページへ掲載するコンテンツの質そのものです。どれだけ集客の仕組みを整えても、コンテンツの中身が魅力的でなければ問い合わせにはつながりません。
ここでは、問い合わせにつながりやすいコンテンツを作るための4つの視点を紹介します。
顧客の悩み・不満・疑問を具体的に言語化する
問い合わせにつながるコンテンツの土台となるのは、顧客が抱える悩みや不満を具体的な言葉で言語化することです。抽象的な表現ではなく、ユーザーが実際に使う言葉に近い形で書き起こすことが大切です。
例えば「集客に困っている」という漠然とした表現よりも、「問い合わせフォームまでは来てもらえるのに送信されない」といった具体的な悩みを提示するほうが、ユーザーは「自分のことだ」と感じやすくなります。
初心者の担当者がコンテンツを作る際は、こうした悩みや疑問を箇条書きでいくつか列挙してから文章化していく方法もおすすめです。箇条書きにすることで、抜け漏れなく整理しやすくなります。
商品・サービスで解決できることを明確に伝える
顧客の悩みを言語化したら、次はその悩みが自社の商品・サービスによってどう解決されるのかを明確に伝える必要があります。機能や特徴を並べるだけでは、ユーザーは自分にとってのメリットを想像しにくいためです。
「〇〇という機能があります」という説明にとどめず、「この機能によって、あなたの業務のこの部分が楽になります」というように、機能とベネフィットをセットで伝えることを意識しましょう。
成功事例・顧客対応エピソードを活用して信頼性を高める
成功事例や実際の顧客対応エピソードは、ホームページの信頼性を高める上で非常に効果的なコンテンツです。第三者の声として語られる情報は、企業自身の説明よりも説得力を持ちやすい傾向があります。
事例を掲載する際は、企業の業種や規模といった基本情報に加え、抱えていた課題、実施した施策、得られた成果までを一連の流れとして紹介すると、読み手にとって理解しやすくなります。
また、過去に実際にあった顧客対応のエピソードをホームページに掲載することで、同じような悩みを持つ新規のユーザーに「ここなら相談できそうだ」と感じてもらいやすくなります。
受注率が高い顧客パターンを分析してコンテンツに反映する
自社の商品やサービスが高い確率で受注につながる顧客パターンを分析し、そのパターンに合わせたコンテンツを用意することも有効な取り組みです。
過去の受注データを振り返り、どのような業種・規模・課題を持つ顧客が成約に至りやすいかを分析することで、ホームページで優先的に訴求すべきターゲット像がより明確になります。

SEO対策でホームページへの流入を継続的に増やす
ここまで紹介してきた施策の中でも、SEO対策は中長期的な問い合わせ増加を支える基盤となる施策です。この章では、SEO対策を進める上で押さえておきたい基本的なポイントを整理します。
検索意図を満たすコンテンツ設計の基本
SEO対策の出発点は、ユーザーの検索意図を正しく捉えることです。検索キーワードの背景にある「本当に知りたいこと」や「解決したい課題」を理解しないまま記事を作成しても、上位表示にはつながりにくくなります。
例えば「ホームページ 問い合わせ 増やす」というキーワードで検索するユーザーは、単なる用語の意味を知りたいのではなく、具体的な改善方法や施策を知りたいと考えていることがほとんどです。この意図に応える構成にすることが欠かせません。
タイトル・見出し・altタグの最適化ポイント
検索エンジンにコンテンツの内容を正しく伝えるためには、タイトルや見出し、画像のaltタグといった要素の最適化も重要です。狙ったキーワードを自然な形で含めつつ、読者にとってもわかりやすい表現を心がけましょう。
タイトルは記事全体の内容を端的に表すものにし、h2・h3といった見出しは記事の構造がひと目でわかるように整理します。altタグには画像の内容を簡潔に説明する文言を設定することで、画像検索からの流入経路も確保できます。
E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識した構成
近年のSEOでは、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)と呼ばれる考え方が重視されています。実際の経験に基づいた情報や、専門性の裏付けとなる実績、信頼できる情報源の提示などが評価の対象になるとされています。
自社の実績データや、実際の取り組みに基づいたノウハウをコンテンツに反映することで、単なる情報の寄せ集めではない、独自性のある記事に仕上げることができます。
内部リンク・被リンクで検索評価を底上げする
関連するページ同士を内部リンクでつなぐことも、SEO対策における基本的な施策の一つです。ユーザーが必要な情報にスムーズにたどり着けるようになるだけでなく、検索エンジンにもサイト全体の構造を伝えやすくなります。
また、他の信頼できるサイトから自社サイトへのリンク(被リンク)を獲得することも、検索評価を高める要素とされています。魅力的なコンテンツを継続的に発信することが、結果として被リンクの獲得にもつながっていきます。
データをもとに継続改善するPDCAの回し方
SEO対策は一度実施して終わりではなく、アクセス解析データをもとに継続的に改善していくことが欠かせません。検索順位やクリック率、滞在時間などのデータを定期的に確認しましょう。
思うように成果が出ていない記事があれば、見出し構成や内容を見直す「リライト」を行うことで、上位表示につながるケースも多くあります。地道な改善の積み重ねが、長期的な流入の安定につながります。

問い合わせを増やす施策を進める上での注意点
ここまで紹介してきた施策を実行する際には、いくつか意識しておくべき注意点があります。やみくもに施策を進めると、費用や時間をかけた割に成果が出ないという事態にもなりかねません。
目的意識を持ち、施策の優先順位を定める
すべての施策を同時に実行しようとすると、リソースが分散し、どの施策も中途半端になってしまう可能性があります。まずは自社の現状分析を行い、どの原因が最も問い合わせ数に影響しているかを見極めましょう。
流入が少ないのであればGoogle露出の強化を優先し、流入はあるのにCVRが低いのであればフォーム改善やコンテンツの見直しを優先するというように、原因に応じた優先順位づけが成果への近道になります。
顕在顧客と潜在顧客で施策を使い分ける
問い合わせ施策を考える際は、今すぐ問い合わせたいと考えている顕在層と、将来的に顧客になる可能性がある潜在層の両方にアプローチすることが大切です。
顕在層に対してはリスティング広告や比較検討キーワードでのSEOが有効な一方、潜在層に対してはブログコンテンツやSNSでの継続的な情報発信を通じて、自社を第一想起してもらうための土台作りが求められます。
どちらか一方だけに偏った施策では、短期的には成果が出ても、長期的な問い合わせ数の伸びには限界が生じやすくなります。両方の視点をバランスよく持つことを意識しましょう。
CPA(獲得単価)を意識してコストを管理する
施策を実行する際は、CPA(1件の問い合わせを獲得するためにかかった費用)を意識することも欠かせません。広告費やコンテンツ制作費をかけても、それに見合った成果が得られなければ、費用対効果が見合わなくなってしまいます。
SEO対策のようなストック型の施策と、リスティング広告のようなフロー型の施策では、コストの発生の仕方が異なります。それぞれの特性を理解した上で、予算配分を検討することが大切です。

まとめ
この記事では、ホームページからの問い合わせを増やすための考え方と具体的な14の施策について解説してきました。最後に、記事全体の要点を振り返っておきましょう。
第一に、問い合わせが増えない原因は「流入不足」「導線の弱さ」「フォームの離脱」の3つに集約されることが多く、業種によっても傾向が異なります。まずは自社の現状を正しく把握することが出発点です。
第二に、問い合わせを増やすアプローチは「ターゲットの見直し」「Google露出の強化」「CVRの改善」という3つの軸に整理できます。この3つはどれか一つではなく、バランスよく進めることが重要です。
第三に、具体的な施策としては自社・競合分析からSEO、ブログ、EFOまで多岐にわたりますが、すべてを一度に実行する必要はありません。優先順位を定めて、無理のない範囲で取り組んでいくことが成果への近道です。
最後に、コンテンツの質そのものも問い合わせ数を左右する重要な要素です。顧客の悩みを具体的に言語化し、事例や実績を交えて信頼性を高めることで、より問い合わせにつながりやすいホームページに育てていくことができます。
ホームページからの問い合わせは、一朝一夕には増えません。しかし、原因を正しく把握し、適切な施策を一つずつ積み重ねていけば、着実に成果へとつなげることができます。ぜひ自社の状況に照らし合わせながら、できるところから取り組んでみてください。

東海・岐阜でホームページの問い合わせ増加を任せるならグラスパーズ
ホームページからの問い合わせを増やすには、戦略設計からデザイン、SEO対策まで、複数の要素を一貫して進める必要があります。「何から手をつければよいかわからない」という場合は、専門家に相談することも一つの選択肢です。
私たちグラスパーズは、2018年の創業以来、岐阜県を中心に東海三県で250社を超えるお客様のホームページ制作に携わってきました。コーポレートサイトや採用サイト、ECサイトなど、目的に応じた多様なホームページ制作に対応しています。
グラスパーズのホームページ制作では、綿密なヒアリングをもとにペルソナやKPI・KGIを設定し、目標達成に貢献するWebサイトを企画・設計する点を大切にしています。作って終わりではなく、公開後の分析や改善提案まで一貫して伴走できる体制を整えています。
また、SEO対策においても、独自のキーワード分析やヒートマップ分析をもとにした戦略設計を行っており、業種を問わずBtoB・BtoCどちらの実績もあります。検索上位表示を実現するだけでなく、継続的に上位を維持するための伴走型のサポートも提供しています。
問い合わせを増やすためのコンテンツ制作については、月に一定数の投稿ページやランディングページを制作するプランもご用意しており、専属の担当者が成果につながるコンテンツ作りをサポートします。
「ホームページを作ったけれど問い合わせが増えない」「何から改善すればよいかわからない」とお悩みの方は、ぜひお気軽にグラスパーズまでご相談ください。現状の分析から、御社に合った改善のご提案までお手伝いいたします。